物件管理に
お困りの方も!
小学校教員として20年以上のキャリアを積んだ後、独立。2024年4月、兵庫県西宮市で子ども向けクラフト教室「ツナード」をオープン。2025年7月からは西宮商工会議所で起業家向け個別相談会のメンターも務める。
安田:2人の出会いから振り返りましょう。共通の知り合いを介して知り合いましたね。
小池さん:西宮市で10年以上そろばん教室をされていた方で、僕の元教え子の親御さんでもありました。工作教室をオープンするにあたり、長く教室運営を成功させている方に相談をしたところ、安田さんを紹介してくれたんです。
教室の立地はすごく重要だと思っていたので、成功しているそろばん教室の物件を紹介した安田さんにアドバイスをもらいたいなって。初対面した場所は、1件目に紹介してもらった物件でしたが、思いの丈を伝えているうちに別の物件をおすすめされて。
安田:お話を聞くうちに、もっとよりよい物件があるなと思ったんです。
小池さん:すぐに代案を考えてくれるなんて、親身になってくれる方だなと嬉しかったですね。
安田:小池さんの第一印象はご開業のことを話される姿がキラキラしているな、と。これって信頼関係を築くうえでとても大切。紹介してくれた、そろばん教室の方の顔を立てたいという思いもありましたが、それ以上に小池さん自身のパワーに惹かれて、応援したいと思ったんですよね。ご希望をヒアリングしながら、一緒に物件探しをするという感覚でした。
小池さん:自分で市場調査をした結果、場所は子どもに塾以外の習い事をさせられる世帯収入がある町で、物件の広さは10坪ほど。人通りが多い場所がいいとリクエストして、いくつかの物件を紹介してもらいました。
安田さんは西宮市の町情報に精通しているので、本当に頼りになりましたね。実際に教室を構えたこの場所は小学校から100mほど。人通りも多くて集客がスムーズでした。

安田:物件は家賃や立地だけでなく、間口の広さや内装工事の費用の目安などもアドバイスさせてもらっています。でも小池さんは、事前準備がばっちりでしたね。
小池さん:前職の小学校教員をしていた頃から西宮商工会議所の起業塾で学んでいました。大人になってから、知らない知識を吸収できるのは楽しい経験でしたよ。資金面でいうと、独立してすぐ兵庫県の起業家支援事業の枠で補助金をもらいました。
安田:ここが小池さんのすごいところで、情報収集の力に長けているんですよね。どんな教室にしたいかというイメージも明確でした。教室名「ツナード」には、どのような思いが込められているんですか?
小池さん:「ドーナツ」が由来なんです。ドーナツは「輪」「途切れない」「スパイラル」といったイメージもある。僕は小学校教員だった頃から、子どもってスパイラルで成長していくなと感じていたんです。一直線で成長していくのではなく、失敗することもあるし、立ち止まるときもある。そうやって寄り道しながらも、1年という単位で見ると上向きに成長しているんですよね。ドーナツは「円」なので「縁」ともつながるなと思っています。

うちの教室は幼稚園生から中学生が同じレッスンを受けています。同じものを作っていても年代によって仕上がり方はちがう。それをお互いに目の当たりにするのも、学びのひとつ。これが学校教育と大きく違うところですね。
また現代の子どもはみんなゲームが好きで、自分の世界は持っているけど、友達と遊びを共有する機会が少ない。だから教室内には子どもたちが一緒に遊べる場所も作っています。小さな子が年上に甘えたり、年上が小さな子の面倒をみたり、人間としての成長にもつながっていくはず。親御さん達も学年や学校の違う知り合いが増えるのを喜んでくれていて、ここがみなさんにとってのコミュニティの場になっている手ごたえがあります。
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